新潟村上市のさんぽく小学校にクマ出没、グラウンドを横切る姿を児童・教員が目撃 登下校時の見守り強化へ

 10月5日午前11時過ぎ、新潟県村上市勝木のさんぽく小学校のグラウンドをクマが歩いているのを教員らが目撃し、村上市教育委員会を通じて、新潟県警村上署に通報した。クマが出た当時、児童は校舎の外に出ていなかった。

 学校や村上署によると、クマは体長約1メートル。教務室にいた教員と体育館で授業中だった児童がそれぞれ目撃した。クマはグラウンドを横切り、学校北側の山に逃げた。

 さんぽく小学校の児童数は127人で、ほとんどがスクールバスで通学している。徒歩で通う10人には、10月13日まで教員が付き添う予定。村上署や村上市も登下校に合わせて、見守りのパトロールをする。

© 株式会社新潟日報社