毎週木曜日に『DAZN』で配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は松井大輔をスタジオゲストに招いたほか、フランス・リーグアンで復活を見せた日本代表MF南野拓実のインタビューを放送している。
その中では、以前南野拓実が見せた「キックオフドリブル」の真相も説明されていた。
試合開始時のキックオフを担当する選手は2タッチ以上してはいけないのだが、南野拓実はその際バックパスをするふりをしてドリブルを開始し、当然違反行為としてレフェリーに止められて…という珍場面が話題になった。その謎プレーをしてしまったワケとは…。
南野「あれは…自分でもアホやなと思うんですけど。
試合前にコーチが俺のところに来て、『タキ、今日はキックオフで後ろに返すふりをして、ドリブルをして裏に蹴るぞ』って言ってきて。
俺は『それはムリやで、キックオフドリブルは出来へんよ』と思ったんですけど、そいつが結構真剣に『いやいやできるよ、ルール変わったから』と。
どういうこと?とグーグルで調べようかと思ったんですけど、そいつの顔がガチすぎて…しかも数年前にルールは実際に変わってたので、そのときに可能になったのかなと勝手に思って。
そして言われたとおりにやって、普通に止められて(笑)。ハーフタイムには怒って『今ごろTiktokとかTwitterで流れてるで!』ってコーチに言ったんですけど…。
『これは俺たち二人で作った作品だな』って言いながら肩を組んできて(笑)。すげえなと思いました。
なんでそれがいけると思ったのかという後悔はありますね。いや良かったです、説明できて」
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フランスでプレーしていた松井は「こういうのフランス人は大好きだから、ずっと流されるよ。中田浩二くんのもすごかったから」と話していた。
中田浩二はかつてマルセイユでプレーしていた際にボールを見失ってキックを空振りするという珍場面があり、フランスでは今でもよく話題にされている。