デ・リフトが語るバイエルン移籍 「ユベントスでは楽しかったし、愛されてもいた。でも…」

[写真:Getty Images]

バイエルンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトがユベントス退団を振り返った。

2019年夏、複数クラブの争奪戦が繰り広げられるなか、ユベントス行きを選択したデ・リフト。7500万ユーロ+ボーナスの移籍金でイタリアに渡り、徐々に中心選手となっていったが、昨夏からドイツに舞台を移した。

わずか3年でユベントスのキャリアに区切りをつけたのはなぜか。1年目から公式戦43試合に出て、ブンデスリーガ10連覇に貢献した24歳のセンターバックはオランダ『Voetbalzone.nl』のインタビューで明らかにした。

「バイエルンはチャンピオンズリーグ(CL)でビジャレアルに負けた後、僕の代理人に連絡し、新たなディフェンダーを探していると話をしてきたんだ。で、代理人から『バイエルンに行きたいか』を聞かれ、僕はすぐに『チャンスがあるなら行きたい』と返したよ」

そうバイエルンからのコンタクト、そしてその実現を願った当時の自身を明かしたが、ユベントスでは充実感もあった様子。ただ、毎シーズンのようにCLやブンデスリーガで優勝を目指せる環境が移籍に突き動かしたようだ。

「(ユベントスでは)楽しかったし、愛されてもいた。でも、バイエルンみたいなクラブが獲得したいと言ってきたら、常にCLやリーグで優勝の可能性がある。長く考え込む必要なんてなかったよ」

なお、バイエルン移籍は6700万ユーロ+ボーナスで成立。契約期間は2027年6月までとなっている。

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