地域貢献、大会活躍へ共に MAFTECと上越高サッカー部がスポンサー契約

スポンサー契約に調印した上越高(左)とMAFTEC関係者。中央右が同社・佐久間毅代表取締役社長

上越高サッカー部は2日、MAFTEC(マフテック、本社・東京)とゴールドスポンサー契約を締結した。サッカー部に対する支援で合意し、ジャージーの胸に社名を掲出する。

同部は元Jリーガーの藤川祐司監督(36)が就任し、創部8年目で県U―18の1部リーグ優勝、1年生のルーキーリーグ全国大会出場など着実に実績を重ねている。同時に、清掃や除雪を率先するなど地域貢献活動に力を入れている。

古川泰男理事長は「今回、マフテックさまよりスポンサー契約をいただき、誠にありがたい。これを機にサッカーの成績はもとより、青少年の育成、地域貢献に力を入れ、成長していきたい」とあいさつで感謝を述べた。風間和夫校長も謝意を述べた。

マフテックの佐久間毅代表取締役社長は「ご縁の機会をいただき、光栄に存じ上げる。弊社は三菱ケミカルの一つの事業部から昨春独立し、これから成長、チャレンジしていく。上越高校サッカー部のチャレンジする姿勢や考えに似ている。ぜひ支援をさせていただきたい。元の企業から上越に根付いてやってきており、何かしら恩返しをしていきたい」と契約の経緯や思いを表した。

藤川監督は「力強いご支援に大変感謝している。選手と一丸に好成績を残せるよう取り組む。チームを強く、人を育て、地域を元気にしたい」と話した。

マフテックは、自動車の排ガス浄化装置のセラミック触媒担体を走行中の振動や衝撃から守る把持材(サポート材)の技術開発、製造、販売を行っている。上越市福田町に上越工場がある。

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