ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG)2.2への標準対応の開始について

2023年10月6日
株式会社ミツエーリンクス

株式会社ミツエーリンクス(東京都新宿区、取締役社長・藤田 拓、以下ミツエーリンクス)は、ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG)2.2がW3Cより勧告されたことを受け、制作物のさらなる品質向上を目的として、WCAG 2.2を用いた標準対応を開始することを決定しました。

ミツエーリンクスは、アクセシビリティをあらゆるWebコンテンツに必要不可欠な品質と考え、2010年からWCAG 2.0、また2018年からはWCAG 2.1の適合レベルAに準拠したコンテンツの実装・検品を「標準対応」と称し、ご提供してきました。

WCAG 2.2では、2.0から2.1へアップデートされた流れを汲み、モバイルや弱視、認知・学習障害への対応が強化されています。対応開始後においては、お客様に特別のご負担をいただくことなく、WCAG 2.2の適合レベルAに準拠した制作物をご提供します(音声や動画といったメディアファイル、PDFコンテンツや特殊な要件を伴う一部の例外を除く)。

対応開始月

2024年1月

対応開始月までは従来通り、WCAG 2.1を用いた標準対応をご提供します。
また標準対応とは別に、WCAG 2.2を用いたWebアクセシビリティ診断やコンサルティング、自社ガイドラインの更新等を必要とされるお客様につきましては、本日より対応を開始しますので、ぜひお問い合わせください。

ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG)とは

さまざまなWeb技術の標準化を推進するW3Cが、Webコンテンツのアクセシビリティに関して策定したガイドラインが、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)です。 コンテンツが満たすべき個別の要件は達成基準と呼ばれ、また個々の達成基準には適合レベルが定義されています。適合レベルにはA、AA、AAAの3種類があり、レベルAはWebコンテンツに必要最低限のレベルと位置付けられています。

WCAG 2.2では2.1に対し、新たに9つの達成基準が追加されています(そのうち2つの達成基準が適合レベルA)。既存の達成基準の1つが削除されていますが、WCAG 2.2は2.1と後方互換性を有し、つまりWCAG 2.2に適合するWebコンテンツはWCAG 2.1に適合するコンテンツと同様にアクセシブルです。

株式会社ミツエーリンクスについて

ミツエーリンクスは、顧客企業さまのビジネスを持続的発展に導く、コミュニケーション・デザイン・カンパニーです。

1990年というIT分野の幕開けともいえる時期から、デジタルコンテンツを中心に数々のユニークなサービスを提供。企業のマーケティング活動をデジタルメディアで実現し、また継続的に改善し続けるべく、コンテンツ(映像・音声を含む)およびUIの企画・設計・実装、Webサイトの構築・運用を中心に、システム開発、アプリケーション開発、アクセシビリティ/ユーザビリティの向上、アクセス解析に至るまで、様々なサービスを包括的に提供しています。高い技術品質、プロセス品質、サービス品質と共に一連のサービスを有機的に統合し、企業・社会活動に貢献します。

また、ミツエーリンクスは、次の国内外規格を取得しています。

・品質管理の国際規格 ISO9001(認証事業所:本社)
・情報セキュリティ管理の国際規格
・ISO27001/ISMS(認証事業所:本社)
・プライバシーマーク制度

当社についての詳細は、以下のWebサイトよりご覧いただけます。
ミツエーリンクスWebサイト: https://www.mitsue.co.jp/

〔商標〕
記載されている会社名、製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。