ブライトンの三笘薫がクラブとの契約を延長する見通しだ。
英メディア『ミラー』は5日、「ブライトンはプレミアリーグのライバルが三笘を獲得するのを防ぐため、新しい契約を締結する見通しだ。三笘はロベルト・デ ゼルビ監督の中核選手として活躍しており、現在の契約は2025年6月までとなっている」と報じた。
さらに「ブライトンは三笘がわずかな移籍金でクラブを去るのを防ごうとしている。三笘もブライトンでのプレーに満足しているため、間もなく5年の再契約を締結することになるだろう。彼はマンチェスター・ユナイテッドとチェルシー、アーセナルから関心を寄せられている」と付け加えた。
Jリーグの川崎フロンターレに所属していた三笘は、東京オリンピックでの活躍が評価され、300万ユーロ(約3億9000万円)でブライトンのユニフォームに袖を通した。
ユニオン・サン・ジロワーズへのレンタルを経て、プレミアリーグに上陸した三笘は2022-23シーズン、公式戦41試合に出場し10ゴール8アシストを記録した。プレミアリーグでは出場33試合のうち24試合で先発を果たしている。
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、かつて三笘をこう称賛した。「三笘はプレミアリーグに大きな影響を与えた。昨シーズンはスペシャルだった」
三笘は今シーズンも10試合で3ゴール4アシストと活躍しており、その動向を見守るクラブが増えている。だからこそ、ブライトンは彼との再契約を結ぶ必要があった。
契約規模も相当なものだ。グローバルスポーツメディア『ジ・アスレチック』は「三笘は2028年までの契約を締結した。あと5年、ブライトンでプレーすることになる。ブライトンで最も高い年俸を受け取ることになるだろう」と報じている。