突然変異?全身金色のナマズ発見 外敵に見つかっちゃう…貴重な「アルビノ」個体

金色の珍しいナマズを発見した福知山市自然科学協力員の永谷さん(福知山市猪崎・市児童科学館)

 全身が金色の珍しいナマズが京都府福知山市猪崎の市児童科学館で展示され、人気を集めている。好物の小魚やミミズが水槽に投入されると、餌を求めて元気よく泳ぎ回っている。

 発見したのは市自然科学協力員の永谷隆夫さん(52)=同市南岡町。9月9日午後9時ごろ、市内の由良川で生物調査中に網にかかったという。突然変異で体内の色素が欠如する「アルビノ」で、体長約20センチの雌。生後1、2年とみられる。

 同館は水族館など受け入れ先を探しており、15日まで公開する予定。永谷さんは「外敵に目立つアルビノの個体を見られるのは貴重。多くの人に見てほしい」と話している。

 要入館料。午前9時~午後5時。水曜休館。

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