オリオールズ勢い乗るか、地区S ブレーブスは盤石の強さ

オリオールズ・藤浪(共同)

 【ニューヨーク共同】米大リーグのプレーオフは7日(日本時間8日)から地区シリーズ(5回戦制)が始まる。ア・リーグは藤浪の所属するオリオールズが、ワイルドカードシリーズ(WCS)を勝ち上がったレンジャーズと対戦。WCSを突破した前田のツインズは、昨年のワールドシリーズ覇者のアストロズと顔を合わせる。

 オリオールズは主軸に若手がそろい、勢いに乗れば止められない。藤浪ら救援陣も強力だ。

 ツインズはWCS2試合で計5得点と打線がやや元気がない。WCSで登板機会のなかった前田ら投手陣の奮闘が引き続き必要だ。アストロズは第1戦は百戦錬磨の40歳バーランダーが先発予定で、流れをつかみたい。

 ナ・リーグは今季両リーグ最多307本塁打のブレーブスが、フィリーズの挑戦を受ける。ブレーブスは史上初の「40本塁打、70盗塁」を達成したアクーニャ、本塁打と打点の2冠に輝いたオルソンと役者がそろう。

 ダイヤモンドバックスとぶつかるドジャースは投手陣も休養十分で、第1戦はエースのカーショーに託す。

ツインズ・前田(共同)

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