エド・シーラン、自宅の庭に自身の墓があることを認める

エド・シーランが、現地時間2023年10月4日に公開されたGQとのインタビューで、自宅の裏庭に自分がいずれ入るつもりの墓があることを認めた。「地下墓地とまでは言わないよ」と彼は説明し、その場所は正確にはチャペルであり、そこで結婚式を挙げた友人たちもいたと明かした。火葬された親しい人たちを追悼するスペースが欲しかったのだと彼は語っている。

彼は、「地面に穴が掘ってあって、その上に少し石を置いてあるんだ。いつかその日が来て僕が死んだら、そこに入れる。人はそれがすごく変ですごく悪趣味って思うみたいだけど、僕には遺書を残さずに亡くなった友人たちがいて、そうなると(残された者は)どうすればいいのかわからない」と説明している。

墓は将来のためのものだが、現在、エドは自身の<ジンジャーブレッド・マン・レコード>から9月29日にニュー・アルバム『オータム・ヴァリエーションズ』をリリースしたばかりだ。このアルバムをアナウンスした際に彼は、「去年の秋、僕は自分も友人たちも人生でたくさんの変化を経験していることに気付いた。夏の暑さの後、あらゆることが平穏になるか、落ち着くか、バラバラになるか、ヤマ場を迎えるか、崩壊するかしていた」と述べ、「去年の初めに辛い時期を経験した時、曲を書くことで自分の気持ちを理解し、何が起きているのかに折り合いをつけることができた。友人のさまざまな状況を知った時、僕は曲を書いた。彼らと自分がその時どのように世界を見ていたかを捉えるために、彼らの視点から、あるいは自分の視点から。傷心、憂鬱、孤独、混乱といったどん底の中にも、恋に落ちたり、新しい友情が生まれたりといった高揚感があった」と説明していた。

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