ルーニーが三好康児所属のバーミンガムで新監督に? DCユナイテッドで続投希望も…

[写真:Getty Images]

バーミンガムが新監督としてウェイン・ルーニー氏(37)の招へいを視野に入れているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。

マンチェスター・ユナイテッド、そしてプレミアリーグのレジェンドとして名高いルーニー氏。コーチングキャリアは現役最後のクラブとなったダービー・カウンティで選手兼任監督として歩み出し、昨年7月からはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のDCユナイテッドを指揮している。

ルーニー監督率いるDCユナイテッドは2023シーズン、MLSのイースタン・カンファレンス(東地区)で第33節を消化し、15チーム中11位と下位。しかし、9位以内でフィニッシュならレギュラーシーズン後のプレーオフ進出となり、9位との勝ち点差も「1」としぶとく戦っている印象だ。

そんななか、2010-11シーズンを最後にプレミアリーグから遠ざかるバーミンガムがルーニー氏の引き抜きを検討。バーミンガムはチャンピオンシップ(イングランド2部)で4勝3分け3敗の12位とさほど悪い成績ではないものの、早くもジョン・ユースタス監督(43)の解任を議論しているという。

どうやら今夏にクラブを買収したアメリカ資本「シェルビー・カンパニーズ・リミテッド(SCL)」が大物指揮官の招へいを考えているようで、ルーニー氏は買収直後から名前が挙がってきた候補の1人だ。

一方で、ルーニー氏はDCユナイテッドとの契約が今年12月までとなっており、自ら延長を打診もなかなか進展せず、先月にはアメリカ『ワシントン・ポスト』のインタビューで「返事が来ない。話し合いを期待していたが、ガッカリし、正直イライラしたりもする」とクラブへの不満を語っていた。

元日本代表MF三好康児も所属するバーミンガム。ルーニー氏とDCユナイテッドによる協議の動向を注視していることだろう。

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