広島県坂町 山口フィナンシャルグループの企業と地方創生で包括連携

広島県の坂町は定住の促進や観光振興など地方創生の分野で、山口フィナンシャルグループの企業と包括連携協定を結びました。

坂町と包括連携協定を結んだのは、山口フィナンシャルグループ傘下のもみじ銀行と地域創生のコンサルティング会社YMFG ZONEプラニングです。

坂町は、今回の包括連携協定締結で、もみじ銀行とYMFG ZONEプラニングと連携して定住や観光振興など地方創生に臨みたいとしています。

吉田隆行町長は、坂町全体の発展のためには5年前の西日本豪雨災害で甚大な被害を被った小屋浦地区を復興することが、大事で優先すべきことと話しました。

また、令和42年を目途に人口を現在の約13000人から1万5000人に増やす計画では、小屋浦地区の復興がカギを握るのとも述べ、もみじ銀行とYMFG ZONEプラニングと連携して復興にあたる考えを示しました。

すでに、YMFG ZONEプラニングと一緒に、小屋浦の定住促進などのため、医療機関や商業施設などを小屋浦地区に誘致できないか調査に入っているということです。

このほか、ベイサイドビーチ坂を観光資源として、さらに活用していくことや、成人年齢が18歳となったことを踏まえ、中学校での金融教育なども検討し連携していく予定です。

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