ガソリンスタンドが一カ所だけの自治体も… 過疎地の「GS対策」 県などが支援窓口を設置【長野】

減少するガソリンスタンドの維持・存続に向けて、県などが市町村をサポートする相談窓口を設置しました。
人口減少や脱炭素の流れを受けて燃料の需要が減り、ガソリンスタンドの数は少なくなっています。県によると、県内でガソリンスタンドが3カ所以下の市町村は35町村で、高山村や天龍村など14の村は1カ所のみとなっています。
ガソリンスタンドの存続に向けて、県と県石油商業組合は市町村の取り組みをサポートする相談窓口を設置しました。設置場所や経営のあり方を見直すことなどを検討してほしいとして、災害時に備え、1市町村に1カ所を維持することも目指します。

阿部知事は「ガソリンスタンドが存在しなくなると地域全体に大きな影響を及ぼす。
地域に合った取り組みを考えてほしい」と呼び掛けました。

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