自民、女性局役員を刷新 フランス研修批判受け

松川るい参院議員(中央)がSNSに投稿した、パリの観光名所エッフェル塔前でポーズを取る写真。現在は削除されている

 自民党は6日の総務会で、党女性局のメンバーを刷新した。任命済みの高橋はるみ局長を除く29人のうち、約6割に当たる17人が新任となった。女性局を巡っては8月にフランス研修中の写真が観光旅行のようだと批判され、松川るい参院議員が局長を辞任した経緯があり、人心一新を図ったとみられる。

 松川氏と共に研修に参加した今井絵理子、広瀬めぐみ両参院議員は役員から外れた。一方、局長を辞任後、党副幹事長に起用されている松川氏は、国防部会長代理との兼務が決まった。

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