消費者金融に46人の個人情報送信、6100万円だまし取った容疑の男を追送検

　滋賀県警草津署は6日、詐欺と窃盗の疑いで、東京都新宿区、無職の被告の男（31）＝窃盗罪で起訴＝を追送検し、捜査を終結したと発表した。計9件約6100万円相当の被害を裏付けたという。

　同署によると、男は2021年2月から22年5月にかけて、自分のスマートフォンで消費者金融会社のサイトに接続し、会社員女性（30）ら46人の氏名や住所、銀行口座情報などを送信するなどして融資契約を結び、コンビニのATMなどから計約150回にわたり現金を引き出した疑いがあるという。