巨大マンボウびっくり 買い物客らが撮影 さかなや魚勢上越店

あまりの大きさに5人がかりでトラックから下ろしたというマンボウ

上越市五智国分のさかなや魚勢上越店は6日から、佐渡で水揚げされたマンボウを展示している。あまりの大きさに、初日の開店直後から買い物客が立ち止まり、スマートフォンのカメラを向けていた。

マンボウは佐渡・達者沖の定置網にかかったもので、体長150センチ、体重は推定で150キロ。「日本海の海の多様性を知ってもらえたら」と買い付け、展示することにした。関係者によるとマンボウは網にかかっても食用需要が低いため海に帰すが、あまりに大きなものは人の手では海に戻すことができず、水揚げするという。

マンボウは過去、上越市立水族博物館「うみがたり」で生きたまま展示されたことがある。同店ではケースなどに収納していないため、ひれの大きさや口の小ささをよく観察することができる。

展示期間は当面の間。同店は「魚のコンディションが保たれる限り展示したい」としている。

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