【きょう7日(土)の天気】北日本は強風や強雨に注意 東日本はカラッと晴れるも西から下り坂

 きょう7日(土)も日本付近は冬型の気圧配置となっているため、北日本では風や雨が強まる所がある予想。東日本はカラッと秋晴れとなるが、西日本は次第に天気が下り坂となりそうだ。

冬型緩むも 北日本は雨続く

 日本付近は今季初めて、西高東低の冬型の気圧配置となっている。きょうは徐々に冬型が緩むものの、上空ではこの時季としては強い寒気の流入が続いている。このため、北日本の日本海側や新潟県を中心に大気の状態が不安定となり、所々で雷を伴って雨が降り局地的に強まる予想。

 なかでも秋田県や山形県は、これまでの雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要だ。また、風のピークは超えたものの、きょうも瞬間的に20メートル以上の風が吹くおそれがある。

東日本は秋晴れ 西日本は下り坂

 関東や東海を中心に青空が広がり、爽やかな秋晴れとなっている。日中は天気の崩れも無く、空気が乾燥するため、絶好の洗濯日和だ。西日本も日中は晴れ間の出る所があるが、西から前線が近づく影響で次第に雲が広がる予想。九州では一部でにわか雨があるため、お出かけの際は折り畳み傘があると安心だ。

西~東日本 サラッと過ごしやすい

 最高気温は、西日本と東日本でも25℃に届かない所が多い予想。湿度が低いため空気がサラッとし、秋らしく過ごしやすい空気となりそうだ。一方、札幌で16℃など、北海道はきのうより低い所が多く、日中も肌寒くなる。

(気象予報士・小林雅美)

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