勝ち点差わずか1で迎えた「静岡三国決戦」ファイナルラウンド 明治安田生命J2リーグ第38節 清水エスパルス(3位)対ジュビロ磐田(2位)が10月7日午後2時から、IAIスタジアム日本平(静岡市清水区）で行われます。これまでいくつもの名勝負を繰り広げてきた両雄がJ1自動昇格を掛けて激突する“ダービー”とあって、オレンジサポーターが願うのは「勝利のみ」です。
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「磐田には負けられない」。静岡市清水区の加藤秀昭さん(36)、充喜くん(小学3年)は、この日のゲームが待ちきれないとキックオフ４時間前にはスタジアムに到着したといいます。「理想の展開はカルリーニョスジュニオ選手の先制点から2点、3点と得点を積み重ねて、攻めて攻めて圧勝してほしい」。DF高橋祐治選手のファンだという充喜くんは「守備はしっかり無失点で、セットプレーから高橋選手のゴールが観たい」と力を込めます。
サポーター歴30年の“ガチサポ”だという静岡県焼津市の永田弘之さんは、妻のまゆみさん、娘の七彩さんとスタジアム入り。「守り合うゲームではなく、攻撃し合うダービーが観たい。もちろん勝つのはエスパルス！」と必勝を誓います。
「エスパルスが勝つ試合を観に来た」というのは三島市の田村圭くん(小学3年)。伊豆の国市の小野木壱冴くん(小学3年)は「乾選手のゴールが観たい」と期待を込めます。
浜松市の小野田研太さん(30)と沼津市の戸塚悠太さん(30)は「これ以上のダービーはない」と口をそろえます。「どんな時もジュビロに勝てば意気上がるし、きょうも勝って、J1昇格に近づきたい」と願うのはジュビロへの勝利、ただひとつです。
