同日放送が奇跡!?共通点が多々ある注目の新作アニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』『豚のレバーは加熱しろ』

10月が始まり、相次いで秋クール(10月〜12月)の新作アニメがスタート。本日10月7日(土)も数多の初回放送が控える中、ライトノベル原作の2作品もTOKYO MXにて放送を開始する。

まず22時30分からはGA文庫(SBクリエイティブ刊)原作のアニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』。本作の主人公は帝国令嬢のテラコマリ・ガンデスブラッド。魔法が使えない・運動ができない・背が伸びないという三重苦に悩まされる彼女は3年間の”ひきこもり”生活を謳歌する中、彼女の前に専属メイドを名乗るヴィルヘイズが招聘される。そして何故か3ヶ月に一度のペースで他国に戦争を仕掛け勝利しなければならない役職「七紅天大将軍」に就いてしまい………とのストーリーから始まる、”コマリン”の伝説(?)を追う作品となっている。

▼第1話「引きこもり吸血鬼、外に出る」ムルナイト帝国の貴族に生まれながら、ひきこもり生活をエンジョイするテラコマリ・ガンデスブラッド。そんなある日、彼女の前に専属メイドを名乗るヴィルヘイズが現れる。彼女の口から伝えられたのは、コマリが帝国軍を率いる『七紅天大将軍』に任命されたということ。七紅天に求められるのは他国の軍にも下剋上を狙う部下にも負けない強さ。しかしコマリは吸血鬼なのに血が飲めない弱々な少女で……。

そして、枠を3つ挟んで24時30分からは電撃文庫(KADOKAWA刊)原作のアニメ『豚のレバーは加熱しろ』。本作は豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクが”豚”になって異世界転生!という転生アニメの中でも一風変わったテイストで始まる、いちゃラブファンタジー。松岡禎丞さん演じる転生した豚は、天使のように優しいヒロインのジェスに泥まみれながらも助けてくれて……

本作はそのユニークさを生かしたプロモーションが話題になっており、放送直前にあたる9月には豚(CV.松岡禎丞)によるリアルの動物「豚」の解説動画が麻布大学名誉教授による監修のもと公開されているほか、先日公開されたあらすじが「狂気過ぎる…」と注目を集めていた。

▼第1話「オタクは美少女に豚扱いされると喜ぶ」
フンンッンゴッンフンゴォンゴッン、ンゴッ(ンンンゴッ)ンゴッンゴッンン! フンンッンッンンゴッフンゴッンゴッン、フンゴッンオゴォンゴッンゴッフンンンッンッ。ンッフンンゴッンゴッフンンッンオゴォンフンンフンゴォ、ンゴッンゴッンフンゴォフンゴォンン。ンゴッンフン、ンッンッフンンゴッンフンゴッンンゴッンン!?
→ジェスによる解読:豚のレバーを生で食べて倒れた俺は、異世界(メステリア)で豚になっていた! 助けてくれた小間使いの美少女ジェスは、心を読む能力をもつイェスマという種族らしい。元・眼鏡ヒョロガリクソ童貞である俺のだだ漏れの欲望に、はにかみながらも応えてくれるジェス。ちょっと待て、どうしてそんなに優しくしてくれるんだ……!?

そんな注目の2作品だが、両作ともに共通点が多数あることが『豚のレバーは加熱しろ』の著者である逆井卓馬氏が投稿したポスト(旧ツイート)にて触れられていた。逆井卓馬氏と『ひきこまり吸血姫の悶々』の著者である小林湖底氏は互いに電撃文庫主催のアワード「電撃大賞」の受賞同期であるほか、アニメ化に伴うアニメーション制作が何れもProject No.9。

そしてさらに、 いずれのヒロイン(『豚レバ』ジェス、『ひきこまり』テラコマリ・ガンデスブラッド)どちらも声優の楠木ともりさんが演じるという華麗な共通点も。このミラクルに坂井氏は「もう運命じゃん結婚しよ…………」と嬉しさをあらわにしていた。

『ひきこまり吸血姫の悶々』作品情報

ムルナイト帝国の名門貴族ガンデスブラッド家の令嬢、テラコマリ・ガンデスブラッド。
吸血鬼なのに血が飲めないコマリは、魔法が使えない、運動ができない、背が伸びないという三重苦に悩まされ、3年間の引きこもり生活を送っていた。
しかし、ある日親バカの父がとんでもない就職先を見つけてくる。
その名も『七紅天大将軍』!
それは本来帝国の猛者しかなれず、3ヶ月に一度のペースで他国に戦争を仕掛け勝利しなければならない超ハードな役職。
さらに部下たちは元犯罪者ばかりで将軍に就任したコマリに対して下剋上を狙う気満々……。
絶対に断りたいけど、皇帝直々の任命なので辞めることすら許されない。
本当の実力がバレたら即破滅なこの状況……それでもコマリはハッタリと可愛さを武器に己の任務を遂行する!
「私がこれから為すことはな、単純極まりない覇業だ! すなわち、テラコマリ・ガンデスブラッドは――他の5カ国の大将軍を武力で全員ブチ殺し、ムルナイトの国威を全世界に喧伝してやるのだ!」
最強(!?)吸血姫による歴史に残る快進撃がここに始まる!

【原作】小林湖底(GA 文庫/SB クリエイティブ刊)
【アニメーション制作】project No.9
【楽曲】オープニングテーマ:fripSide「Red Liberation」/エンディングテーマ:MIMiNARI 「眠れない feat.楠木ともり」
【放送】TOKYO MX・BS日テレ他にて10 月 7 日より毎週土曜 22:30~
【配信】<独占先行配信>ABEMA 10 月 7 日~毎週土曜 22:30 より配信

©小林湖底・SB クリエイティブ/ひきこまり製作委員会

『豚のレバーは加熱しろ』作品情報

第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作、ブヒっとアニメ化!
豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた!
豚小屋の中、泥まみれで転がる俺を助けてくれたのは、天使のように優しい美少女・ジェス。
「フンゴァ!」
「あの、無理に喋らなくても大丈夫です。私には……分かりますから」
豚になった俺を献身的にお世話してくれる彼女は、
人の心を読むことができる「イェスマ」という種族だという。
「まずい、それでは俺の豚のような欲望が垂れ流しではないか!!」
剣と魔法の世界(メステリア)で、ただの豚と心を読める美少女の、いちゃラブファンタジーがいま始まる!……のか?

【放送】2023年10月7日(土)よりTOKYO MX/とちぎテレビ/群馬テレビ/BS11ほかにて放送
【配信】dアニメストア、ABEMAにて地上波同時・最速先行配信開始
【原作】逆井卓馬(電撃文庫/KADOKAWA刊)
【アニメーション制作】project No.9
【キャスト】豚:松岡禎丞/ジェス:楠木ともり/ノット:伊東健人/セレス:富田美憂/ブレース:能登麻美子

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