おいしくて手頃にイタリアンが楽しめる、カフェ&レストラン「サイゼリヤ」。
店と同じグラスを揃えるほどサイゼが好きなライターが、テイクアウトできる冷凍メニューを自宅で実食。さらに「おいしい食べかた」も研究してみました!
冷凍食品になったドリアとティラミス、1つあると役立つ万能調味料を徹底レビューします。
【32枚】サイゼリヤの名物ドリア、本場ティラミスを自宅でも!
【サイゼリヤ】冷凍ミラノ風ドリア(400g 3袋セット)/990円(税込)
それではさっそく業務用冷凍食品をチェックしてみましょう。
まずは名物「ミラノ風ドリア」です。
1個だと350円なので、3個セットは少しお得な価格設定。
ボリュームは400gです。これは店内で食べるドリアよりも実は大きめ。そして、1食あたり600kcal近くとがっつり食べ応えがありそうです。
表面にはホワイトソースとミートソースがたっぷり。下にはターメリックライスがあるのですが、ソースでまったく見えません。冷凍状態でも粉チーズがふんだんにあしらわれているのが分かります。
【サイゼリヤ】冷凍ティラミスクラシコ(500g)/1760円(税込)
続いては「冷凍ティラミスクラシコ」。
本場イタリア産、店内で食べられるティラミスの6食分とされる500gが詰まったお得な一箱です。
茶色の紙箱入りで、フィルムで覆ってありました。ちなみにココアパウダーのみ別添えです。
食べ方は「冷蔵庫で半日から1日解凍して、解凍後は3日以内にお召し上がりください」とのこと。
自宅で、サイゼリヤの冷凍ミラノ風ドリアとティラミスクラシコを実食!
ドリアはレンジで約7~9分!
まずは外袋からドリアを取り出して…。紙トレーごと耐熱皿に乗せたら、600Wならレンジで約7分加熱します。
筆者は7分経過後、実物を見てもう少し熱くしたほうがおいしそうだと思い、さらに30秒を2回、追加しました。
全部とろけたら完成です!取り出してみると、隅の隅までたっぷりのソースがアツアツでとろり。
ターメリックライスに、ミルク感の高いホワイトソースとミートソースがからみます。クリーミーな中にひき肉のコクがあり、にんじん、玉ねぎの食感がアクセントに。
この味は、たしかにお店で食べるのと同じミラノ風ドリアです。
粗挽き黒こしょうとドライパセリをプラスすると、さらに香りとメリハリが出て美味でした。
ボリューム満点ですが食べやすく、あっという間になくなります。
ティラミスは冷凍のままでも半解凍でもおいしい
続いては「ティラミスクラシコ」です。
皿の上にココアパウダーをふわっと一振り。半分凍った食感が、これはこれでおいしいんですよね。
クリームの中にはすこしジョリっとした食感があり、スポンジも一部サクっとしています。解凍後よりも甘さが控えめに感じられました。お好みで試してみてくださいね。
さて、そして冷蔵庫で約6時間経過した解凍後のティラミスは…。
表面のマスカルポーネチーズクリームが完全に溶けてふわふわに。
付属のココアパウダーもたっぷりです。全面に振って食べてくださいね。
半解凍のつもりでしたが、スポンジもクリームも完全にオリジナルの食感になっていました。
冷凍状態よりもさらに甘さが強く感じられ、苦味も濃厚!
クリームとスポンジ、コーヒーの染みたビスケットのバランスがたまりません。
急いでコーヒーを入れました。
サイゼの冷凍食品、ドリアとティラミスの簡単アレンジ
テイクアウトメニューの楽しみは、家にある食材でアレンジが楽しめること。
ここからはミラノ風ドリアとティラミスの簡単なアレンジを紹介します。
サイゼのドリアに「あるモノ」を加えて、揚げずにサクサクコロッケに⁉
フライパンにオリーブオイルをひいて、パン粉をきつね色になるまで炒めます。
それをドリアの上からかけて、グリル(トースターでもOK)で3分ほど焼くと…?
「スコップライスコロッケ」に大変身。サクサクの香ばしさ、さらなるコクが加わって、パンチのある一皿になりました!
またそこまで手間をかけずとも、温泉卵をトッピングすれば「半熟卵のミラノ風ドリア」が再現できます。
ミルクたっぷりホワイトソースにミートソースのうま味、まろやか卵が三位一体。
実に罪深いおいしさです…!
サイゼのティラミスに「サッと1さじかけるだけ」で、大人の味わいに
取り分けたティラミスには、小さじ1杯の洋酒(ブランデー)をプラスしました。
芳醇な香りに包まれて、ぐんと大人の味わいになりました。
【サイゼリヤ】やみつきスパイス(20g)/300円(税込)
そして、実は冷凍食品だけじゃない!あの人気調味料「やみつきスパイス」もお店で買えるんです!
もともと「アロスティーニ(ラムの串焼き)」に添えられていたサイゼリヤのオリジナル調味料(アロスティーニは2023年9月現在、提供されていません)。
塩とガーリックに、オレガノ、マジョラム、タイム、パプリカ、クミンなどハーブがふんだんにミックスされたもので、ファンの間では「やばい粉」「魔法の粉」などと呼ばれることも。
本当に「やみつき」になるので、ぜひ一度試してみてほしい一品です。
やみつきスパイスのおいしい食べ方3つ
サイゼリヤの「やみつきスパイス」のおいしい食べかたを3つ紹介しましょう。
もともと肉料理に付いてきたものなので、肉とは相性抜群。
市販のローストビーフの付属ソースのかわりに、やみつきスパイスをパラり。
クミン入りなのでカレー粉に似ているけど、カレーだけではない複雑さもあり。
噛みしめるほどに牛肉のうま味が引き立ちます!
解凍しただけの枝豆に、さやの上からパラり。
こんな枝豆食べたことない…。枝豆の新たな魅力を再発見できます。
カット野菜とサラダチキンのサラダにのドレッシングがわりに、オリーブオイルと一緒にパラり。香り高いのにどの野菜の邪魔もしない、不思議なバランスに心を持って行かれました。
ビールにもワインにも合う、まさに「魔法の粉」。別の日にはポテトにまぶしてみましたが、食べる手が止まりません。
パスタ、魚料理、もちろんミラノ風ドリアの味変にも!まだ使い切ってないうちからリピ買いを確定した、サイゼリヤの名品です。
サイゼリヤのおすすめテイクアウトメニューを3つ紹介しました!
イタリアの街角のようなお店のにぎやかな雰囲気も好きですが、家でゆっくり味わうとまた新たな発見がありますよ。
ハイコスパゆえ、アレンジも気軽に楽しめるのがサイゼリヤの魅力だと改めて実感しました。
(うまいめし/ ユキッ先生)