茨城選手団が堂々行進 鹿児島国体開幕 最後の「国体」、来年から「国民スポーツ大会」

「燃ゆる感動かごしま国体」の総合開会式で堂々と入場行進する茨城県選手団=鹿児島市の白波スタジアム

国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」は7日、鹿児島県鹿児島市の白波スタジアムで総合開会式が行われ、天皇、皇后両陛下をお迎えして開幕した。来年の佐賀大会からは「国民スポーツ大会」と改称するため、「国体」としての開催は最後となる。

入場行進で茨城県選手団は、ライフル射撃の森田馨介(取手一高)が旗手を務め、団長の大井川和彦知事や代表選手ら計49人が堂々と行進した。

17日までの会期中に34競技が行われ、茨城県は30競技に326選手が出場する。

鹿児島県での開催は1972年以来51年ぶり。コロナ禍で2020年から延期されたため、大会に回数をつけない「特別国体」として実施する。

© 株式会社茨城新聞社