一線級の選手団編成へ、JOC 26年愛知・名古屋アジア大会で

愛知県と名古屋市が共催する2026年夏季アジア大会の看板=3月、名古屋市瑞穂区

 【杭州共同】2026年に愛知県と名古屋市で共催するアジア大会に、日本オリンピック委員会(JOC)が一線級をそろえた選手団を編成する方向で検討に入ったことが7日、関係者への取材で分かった。28年ロサンゼルス五輪に向けた試金石と位置づけると同時に、開催国として好成績を残し、大会への注目度を高める。

 開催中の杭州アジア大会は、パリ五輪の出場権を争う予選など主要大会と時期が重なった競技もあり、トップ選手の派遣を見送った団体も多かった。3年後の次回大会では、来夏のパリ五輪で活躍した選手や、ロサンゼルス五輪に向けたホープらをそろえて好成績を目指し、自国開催の大会の盛り上げを図る。

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