重岡兄弟、そろって正規王者に ミニマム級王座統一戦

世界ミニマム級王座統一戦でそろって正規王者となった重岡優大(右)と弟・銀次朗=大田区総合体育館

 ボクシングの世界ミニマム級王座統一戦2試合各12回戦は7日、東京・大田区総合体育館で行われ、国際ボクシング連盟(IBF)暫定王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が正規王者のダニエル・バラダレス(メキシコ)に5回2分15秒TKO勝ちした。

 兄で世界ボクシング評議会(WBC)暫定王者の重岡優大(ワタナベ)も正規王者のパンヤ・プラダブシー(タイ)に3―0で判定勝ち。そろって正規王者となり、初防衛に成功した。

 重岡銀は1回にダウンを奪い、5回の猛攻で試合を決めた。重岡優は有効打が多く、優位に進めた。

4回、ダニエル・バラダレス(左)を攻める重岡銀次朗=大田区総合体育館
6回、パンヤ・プラダブシー(右)を攻める重岡優大=大田区総合体育館

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