アーセナル、ペドロ・ネト獲得の公算大? ウルブスの財政事情が追い風に

[写真:Getty Images]

アーセナルがウォルバーハンプトンのポルトガル代表FWペドロ・ネト(23)獲得に本腰を入れる可能性もあるようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。

切れ味鋭いドリブルでお馴染みのペドロ・ネト。小柄な左利きアタッカーは17歳で引き抜かれたラツィオで居場所を作れなかったが、2019-20シーズンからは大量の同胞に囲まれたウォルバーハンプトンで存在感を示している。

過去2シーズンはケガに悩まされるも、今季はプレミアリーグ開幕7試合に全てフル出場し1ゴール4アシスト。第6節ルートン・タウン戦のゴールは強烈なカットインから左足を振り抜くらしさが凝縮された一撃だった。

これらの活躍が認められる形で先月には1年ぶりにポルトガル代表に招集され、今月も引き続き招集。そんななか、在籍5年目を迎えたウォルバーハンプトンを去る意志を見せ、アーセナルが関心を継続していると報じられている。

アーセナルが今夏も水面下でペドロ・ネト獲得を目指していたが、ウォルバーハンプトンには2027年6月まで契約を残すエースを安売りするつもりはなし。ただ、ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反の懸念が続いており、オファーが届けば検討せざるを得ない状況だという。

アーセナルにしてみれば、どうやら来年1月の獲得は難しそうとのことだが、ペドロ・ネトが現在の好調をキープすれば来夏アタックする可能性は低くないと考えられている。

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