ブドウ皮飛ばし大会、山梨 特産品「甲州」PR、最長10m

山梨県甲州市で開かれた「ぶどうの皮飛ばし世界大会」=7日

 ブドウ収穫量日本一を誇る山梨県で7日、「ぶどうの皮飛ばし世界大会」が開かれた。同県甲州市の会場に集まった参加者が、口に含んだブドウの皮を勢いよく吹き飛ばして飛距離を競った。

 特産ブドウ「甲州」を使って地元を盛り上げようと、甲州青年会議所が主催した。今年はフードロスを減らすため、実ではなく皮を飛ばす方式に変更した。参加者は実を食べた後、体をのけぞらせたり口をとがらせたりしながら、皮を遠くに飛ばそうと奮闘。最長は甲府市の男性の10メートル40だった。

 神奈川県秦野市から家族で参加した小川照子さん(69)は「思ったより飛ばなかったが楽しかった」と笑顔を見せた。

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