バルサ女子で400試合出場のスペイン女子代表MFプテジャスへ額入り特別ユニが贈呈、歴代最多得点へもあと「1」と迫る

[写真:Getty Images]

バルセロナでのクラブ通算400試合出場を達成したスペイン女子代表MFアレクシア・プテジャスのセレモニーが、ホームのエスタディ・ヨハン・クライフで催された。
【写真&動画】クラブ通算400試合出場を祝し、特別ユニフォームを手渡されるプテジャス

プテジャスは9月16日に行われたリーガF(スペイン女子1部)第2節、アウェイでのマドリードCFF戦にて、バルセロナでの通算400試合出場を達成。記録達成後最初のホーム戦となった6日のバレンシア戦では、セレモニーが催された。

希代のプレーメーカーには、「400」の数字とネームが刻まれた特別ユニフォームが贈呈され、プテジャスは「世界最高のチームで400試合。もっともっと!また週末にまたお会いしましょう」と、インスタグラムで綴った。

プテジャスは育成年代をバルセロナのほかエスパニョールで過ごし、エスパニョールのトップチームからレバンテを経て2012-13シーズンにバルセロナへと"復帰"した。

組み立てやラストパス、自らもゴールを奪える司令塔としてはコンスタントに出場と得点を重ね、2021年、2022年には女子バロンドールとFIFA女子最優秀選手賞を2年連続で獲得。2022年7月に左ヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負うも、先のマドリードCFF戦にてブラウグラナでの大台を達成し、メラニー・セラーノ氏(517試合)に次いでクラブ史上2人目の偉業達成となった。

400試合出場達成時点での内訳は、リーグ戦283試合、女子チャンピオンズリーグ(UWCL)63試合、コパ・デ・ラ・レイナ35試合、 スーペルコパ5試合、コパ・カタルーニャ14試合となっている。

また、プテジャスがバルセロナ在籍中の11シーズンで獲得したチームタイトルは「26」。リーグ優勝7回、UWCL2回、コパ・デ・ラ・レイナ7回、スーペルコパ3回、コパ・カタルーニャ7回と、数々のトロフィーを手にしている。

また、バレンシア戦では自らのゴールで花を添えたプテジャスは、バルセロナでの通算得点数を「180」に。ジェニファー・エルモソ(パチューカ/メキシコ)が持つクラブ通算得点記録(181得点)へもあと「1」と迫っている。

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