【杭州（中国）】2023年アジア大会・レスリング競技最終日は10月7日、当地で男子フリースタイル4階級が行われ、
74kg級の木下貴輪（クリナップ）が銀メダルを獲得した。
木下はベトナム、ラオス、トルクメニスタン選手を連破し、準決勝で大会2連覇を目指す2021年東京オリンピック3位のベクゾド・アブデュラフモノフ（ウズベキスタン）を6－0で破った。しかし、決勝で昨年の世界選手権3位のヨネス・エマミチョガエイ（イラン）と対戦し、0－9で敗れ、優勝は逃した。4月のアジア選手権2位に続く国際大会のメダル獲得。
86kg級の白井勝太（クインテット）、97kg級の石黒峻士（新日本プロレス職）、125kg級の山本泰輝（自衛隊）の3選手は、いずれも初戦を勝ったものの、続く試合で黒星。白井のみが敗者復活戦に回ったが、世界選手権5位のマゴメド・シャリポフ（バーレーン）に敗れ、メダル争いに手が届かなかった。
男子フリースタイルは「金1・銀1・銅1」を獲得し、前回大会の「銀1・銅2」を上回った。
各選手の成績は下記の通り。
▲準決勝で大会2連覇を目指す選手を破り、銀メダルを手にした木下貴輪＝撮影・保高幸子
男子フリースタイル
【74kg級】木下貴輪（クリナップ） 2位＝19選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●［0-9］EMAMICHOGHAEI Yones（イラン）
準決勝 ○［6-0］ABDURAKHMONOV Bekzod（ウズベキスタン）
準々決勝 ○［テクニカルスペリオリティ、2:39=10-0］HOMMADOV Perman（トルクメニスタン）
２回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、1:53=10-0］SIHAVONG Dawson Stephen（ラオス）
１回戦 ○［フォール、3:22=10-4］CAN Tat du（ベトナム）
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【86kg級】白井勝太（クインテット） 17選手出場《トーナメント表》
敗復戦 ●［0-6］SHARIPOV Magomed Magomed R.（バーレーン）
準々決勝 ●［3-7］PUNIA Deepak（インド）
２回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、2:41=10-0］MALIKZADA Farhad（アフガニスタン）
１回戦 ＢＹＥ
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【97kg級】石黒峻士（新日本プロレス職） 15選手出場《トーナメント表》
準々決勝 ●［2-4］YERGALI Alisher（カザフスタン）
１回戦 ○［8-0］MAHMADBEKOV Rahmonjon（タジキスタン）
※敗者復活戦へ回れず
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【125kg級】山本泰輝（自衛隊） 15選手出場《トーナメント表》
準々決勝 ●［0-5］RAKHIMOV Khasanboy（ウズベキスタン）
１回戦 ○［7-5］SAREM Omar（シリア）
※敗者復活戦へ回れず
