沖縄の問題、道民も共有して 戦没者遺骨収集する具志堅さん札幌で講演 道内出身者も犠牲「声上げる権利」

 「沖縄の問題を、北海道の多くの人に共有してもらいたい」。沖縄戦没者遺骨収集団体ガマフヤー代表の具志堅隆松さん(69)が7日、札幌市内で講演し、呼びかけた。沖縄では今、米軍基地建設を巡る県と国の対立が先鋭化している。県内の離島では陸上自衛隊のミサイル部隊が配備されるなど軍事要塞(ようさい)化が進んでいる。沖縄の声を道民はどう受け止めるだろうか。

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