県勢61人、堂々の入場 かごしま国体で総合開会式 11日間の祭典開幕

総合開会式で堂々と入場行進する本県選手団=7日午後3時30分、鹿児島市の白波スタジアム

 特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」は7日、鹿児島市の白波スタジアムで総合開会式が行われ、17日まで11日間にわたる国内最大のスポーツの祭典が幕を開けた。

 「熱い鼓動 風は南から」のスローガンの下、32の正式競技(会期前競技を含む)と特別競技の高校野球が行われ、47都道府県から選手、役員ら約2万3千人が参加する。

 鹿児島開催は1972年の「太陽国体」以来51年ぶり。2020年に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。桜島を望むスタジアムで午後0時半に始まった開会式には天皇、皇后両陛下も出席された。

 本県選手団は旗手を務めるラグビー少年男子の国学院栃木高3年小倉光希矢(おぐらみきや)(18)を先頭に9番目に入場。昨年の栃木国体から採用された赤いユニホーム姿で61人が手旗を振りながら堂々と行進した。

 鹿児島県姶良(あいら)市出身で栃木ゴールデンブレーブスの川崎宗則(かわさきむねのり)も炬火走者を務めた。

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