将棋の藤井聡太七冠(21)が、竜王戦七番勝負第1局で、挑戦者の伊藤匠七段(20)に勝ち、タイトル3連覇に1歩前進しました。
将棋界最高峰のタイトル「竜王」3連覇を目指す藤井聡太七冠が、同じ2002年生まれの同学年、伊藤匠七段(20)の挑戦を受ける竜王戦七番勝負。
第1局は東京で行われ、7日午後5時すぎ、82手で藤井七冠が勝ちました。
(藤井聡太七冠)
「指してみると、まとめ方が難しかった。しっかり振り返って、第2局に向けて準備をしていきたい」
敗れた伊藤七段は、「内容がよくなかった。次はもっと熱戦にしたい」と話しました。
先に4勝した方がタイトルを獲得する竜王戦。第2局は10月17日・18日に、京都の仁和寺で行われますが、その前の11日に藤井七冠は、史上初の八冠独占に王手をかけた大一番、王座戦第4局に、こちらも京都で臨みます。