事務いすで2時間耐久レース! 11月に大分市鶴崎で「いす―1GP」 【大分県】

いす―1GP大分鶴崎大会の渕貴史実行委員長(右端)ら鶴崎商工青年部役員=大分市中鶴崎
「熊本南関GP」で3位入賞した鶴崎商工青年部=2月、熊本県南関町

 【大分】大分市の鶴崎商工青年部(前田義満会長)が11月26日、同市鶴崎の法心寺周辺特設コース(1周約200メートル)で事務いす2時間耐久レース「いす―1(ワン)GP(グランプリ)大分鶴崎大会」を初めて開催する。キャスター付きの事務いすに座り、2時間でコースを何周走れるかを競うユニークな大会。参加チームを募集している。

 いす―1GPは一般社団法人日本事務いすレース協会(京都府)の主催。同府京田辺市の「キララ商店街」が2010年、地域活性化の一環として始めた。これまでに阪神競馬場(兵庫県)など全国約30カ所であり、16年には台湾でも開催されたという。県内では初めて。

 鶴崎商工青年部は3年前に熊本県南関町で開かれた大会に初出場し、「会場の盛り上がりが素晴らしい。ぜひ地元でも開催したい」と誘致した。これまでに県外で4度出場し、今大会の実行委員長を務める渕貴史さん(37)=会社役員=らは「レース後の達成感や、会場全体の一体感が最高」と話す。

 競技は事務いすに座ったまま、後ろ向きに走る。3人が1周ごとに交代するチームレース。優勝賞品は県産コシヒカリ90キロ。当日は午前10時から開会式、同10時半から予選(30メートル走)、午後1時から本戦の予定。

 参加資格は高校生以上で性別や国籍は問わない。募集は1チーム3人の計40チーム。事務いす(予備を含めて2台まで、改造不可)やヘルメット、手袋、肘と膝のパットは各チームで用意する。参加費は1チーム5千円。専用フォームから申し込む。締め切りは11月8日(先着順)。

 問い合わせは鶴崎商工青年部(097.521.1131)。

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