DCユナイテッド、指揮官ルーニーが退任…相互合意での別れに

メジャーリーグサッカー(MLS)のDCユナイテッドは7日、ウェイン・ルーニー監督(37)と袂を分かつことで相互合意に達したと発表した。

最高経営責任者(CEO)のジェイソン・レヴィアン氏は「我々はウェインと話し合い、袂を分かつのが最善であることに同意した。この決定は次のゼネラルマネージャーがスポーツ運営に新たな哲学と構造を用いる道筋になる。そのためにも、まずはこの哲学に沿う監督の見極めが大事になってくる」と語り、ルーニー監督に感謝した。

「ウェイン・ルーニーにはDCユナイテッドの選手としても、キャプテンとしても、そして監督としても、我々のクラブと首都のサッカーに尽くしてくれた。すべてに感謝している。これからもDCユナイテッド・ファミリーの重要な一員であり、大切な友人だ」

言わずもがな、現役時代にエバートンやマンチェスター・ユナイテッド、そしてイングランド代表として活躍した名プレーヤーだったルーニー監督。2021年1月に現役を退いてからはダービー・カウンティを率い、昨年7月からキャリア晩年を過ごしたDCユナイテッドの指揮官に就任した。

シーズン途中から指揮した昨季は東地区の最下位に終わり、今季は10勝14分け10敗でレギュラーシーズン終了。ニューヨーク・シティFCとのレギュラーシーズン最終節を2-0で勝利した後、退任が決まった。

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