元スコットランド代表DF、オシムヘンにニューカッスルに移籍を進言

写真:オシムヘンのプレミアリーグ上陸はなるか

PKを失敗した場面を嘲笑するような内容の動画をクラブ公式TikTokにアップされ、ナポリとの関係性が急速に悪化しているナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン。クラブとの契約は2025年6月30日まで、あと2年間残っているものの、1月の移籍マーケットで移籍する可能性が高まっている。

そんなオシムヘンについて、かつてレンジャーズやトッテナム、アストンヴィラなどで活躍した元スコットランド代表DFのアラン・ハットン氏がニューカッスル移籍を進言した。イギリスのウェブメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。

オシムヘンの移籍先の候補としてかねてから名前が挙がっているのはチェルシーだ。同クラブは今夏、ライプツィヒから6年契約でフランス代表FWクリストファー・エンクンクを獲得したが、プレシーズンマッチでヒザを負傷し長期離脱することに。代役となるストライカーの確保に躍起になっているが、ファイナンシャル・フェアプレーの規定を考慮すると、オシムヘンとの契約は困難を極めそうだ。

ハットン氏は「これから話をするのは1億ポンド(約182億6510万円)以上の金額動く1人の選手についてだ」と語り、オシムヘンの獲得には1億ポンド以上の資金が必要であることを示唆。その上で次のように語り、オシムヘンにニューカッスルへの移籍を進言した。

「これまで彼自身とクラブとの間で何が起きているのかを見てきたが、彼にとって難しい時期にあるのは明らかだ。彼は環境の変化を求めているはずだ」

「私の意見では、ニューカッスルに移籍すれば最高にフィットするはずだ。個のチームならオシムヘンのパワーを最大限に生かせるだろう。ただ、すべてはどれぐらいの報酬を求めるかによるだろう」

オシムヘンについては、9月上旬にもニューカッスルOBで元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏も古巣への移籍を望み、「(夏の移籍マーケットで)獲得していれば、非常に良い契約になっていただろう」と語っている。

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