【MLB】Dバックスが4本塁打11得点で大勝 カーショウはまさかの初回6失点KO

写真:初回にカーショウから3ランを放ったモレノ

10月7日(日本時間8日)、ロサンゼルスで行われた第2シードのドジャースと第6シードのダイヤモンドバックスの第1戦は11-2でダイヤモンドバックスが大勝。ダイヤモンドバックスの先発メリル・ケリーはドジャース相手にキャリア通算で0勝11敗、防御率5.49。特にドジャースタジアムに限れば0勝5敗、防御率7.03と相性最悪だったが、この大事な試合で6回1/3無失点の快投をみせ、キャリア初のドジャース戦勝利となった。一方のドジャース先発クレイトン・カーショウは1/3回で6失点という自身ワーストの投球でKOされてしまった。

1番ケテル・マルテ、2番コービン・キャロルとワイルドカードシリーズから打順を入れ替えてきたダイヤモンドバックスは1回表、先頭のマルテが二塁打で出塁すると続くキャロルがタイムリーであっさりと先制。その後も連打で得点は続きガブリエル・モレノが3ラン本塁打。続くルルデス・グリエルJr.がファーストゴロでアウトになるまで、先頭から5連打5得点の猛攻を見せた。その後エバン・ロンゴリアがダメ押しのタイムリー二塁打で6点目が入ったところで先発カーショウをKO。

2回表もダイヤモンドバックス打線の勢いは止まらない。先頭のキャロルがソロを放つと、さらにランナーをためてグリエルJr.のタイムリー二塁打、ロンゴリアの犠牲フライで点差を9点にまで広げた。さらに7回表にアレック・トーマス、8回表にはトミー・ファムのソロ本塁打で最大11点差に。

ドジャースは終盤の8回裏、一死一、二塁からウィル・スミスの2点三塁打でようやく反撃開始も焼け石に水。次戦のために少しでもいい印象を残したいところだったが、9回裏は三者凡退で終えた。

序盤で大差がつき試合が決まってしまったが、ドジャース打線も4安打に終わり、投打ともにダイヤモンドバックスが圧倒した試合となった。第2試合はダイヤモンドバックスエースのザック・ギャレンと、ドジャース新人ボビー・ミラーの投げ合い。今日揃って本塁打を放ったモレノ、キャロル、トーマスの23歳トリオや4安打1本塁打のファムなど、勢いのある打者が揃うダイヤモンドバックス打線を、ミラーは抑え込むことができるだろうか。

© 株式会社SPOTV JAPAN