ローソン、初めてのスプリントでリタイア「ポイント獲得のチャンスをミスで逃した」アルファタウリ/F1第18戦

 2023年F1カタールGPの土曜スプリントを、スクーデリア・アルファタウリのリアム・ローソンは14番グリッドからスタートしたものの、1周目にコースオフし、リタイアした。

■リアム・ローソン(スクーデリア・アルファタウリ)
スプリント・シュートアウト=14番手(SQ1=10番手1分26秒202:ミディアムタイヤ/SQ2=14番手1分26秒584:ミディアムタイヤ)
スプリント=リタイア(14番グリッド/タイヤ:ミディアム)

2023年F1第18戦カタールGP リアム・ローソン(アルファタウリ)

 SQ1で速さがあったのに、(SQ2の)最後のラップでミスをして、縁石に乗りすぎてしまい、ラップタイムが抹消された。チームは昨日から大きく前進するために昨夜懸命に作業にあたり、素晴らしい仕事をしてくれた。彼らに謝りたい。

 スプリントの1周目、一番大きな問題は、ラインを外れると路面が砂だらけだったことだ。ダーティな側のグリッドだったことで、スタートがうまくいかなかった。それでもターン1に向けてレーシングラインに戻り、力強くコーナリングして、いくつかポジションを上げていた。

 でもターン2でラインを外れ、あっという間にリヤを失ってしまった。チームの皆に、本当に申し訳なく思う。レースの展開を見ると、走り続けていれば、ポイントを獲ることができたと思う。なのに僕がミスをして台無しにしてしまった。

 マシンは問題なさそうだ。今日の経験から、明日に役立つことを学ぶつもりだ。タイヤのデグラデーションがかなり高いから、厳しく長いレースになるだろう。今夜データをチェックして、明日生かしたいと思う。

2023年F1第18戦カタールGP リアム・ローソン(アルファタウリ)

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