重岡兄弟、ともに飛躍期す ダブル王座統一、一夜明け

世界ミニマム級ダブル王座統一戦から一夜明け、写真撮影でポーズをとるWBC王者の重岡優大(左)とIBF王者の重岡銀次朗=8日、東京都品川区

 ボクシングの世界ミニマム級ダブル王座統一戦で勝利し、正規王者となった重岡優大と弟の重岡銀次朗(ともにワタナベ)が試合から一夜明けた8日、東京都内で記者会見し、重岡優は「自分たちはどこまでもいける自信がある。わくわくしている」と飛躍を期した。

 重岡優は世界ボクシング評議会(WBC)で判定勝ちし、国際ボクシング連盟(IBF)の重岡銀は5回TKO勝ちで王座を統一。弟は「納得いく内容ではない。僕らはまだまだ無名。もっと強くならないといけない」と表情を引き締めた。

 兄は痛めた両拳に包帯を巻いていたが、大きな問題はないという。次戦はともに来年1月を目指す意向。

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