雨の中、水切りの腕前競う 高知で熱戦、168人参加

「第20回仁淀川国際水切り大会」で石を投げる橋本桂佑さん=8日午後、高知県いの町

 高知県いの町で8日、川面に石を投げ水の上をはねさせる「水切り」の腕を競う「第20回仁淀川国際水切り大会」が開催された。各地から168人が参加し、雨に打たれながら、えりすぐりの石を手に真剣な表情で争った。

 投げるフォームなどの美しさや飛距離、はねた回数の総合点を審査員が評価。年代や性別などで4部門に分かれ、腕に自信のある人が参加する「チャンピオンシップ」では、海外での水切り大会で優勝した経験もある、栃木県小山市の会社員橋本桂佑さん(31)が6度目の優勝を果たした。

 橋本さんは「うまい人たちと戦えて楽しかった」と喜んだ。

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