岡山県内外のマーチングバンドやバトンチームが集う「2023マーチング・イン・オカヤマ」(岡山市、市教委、山陽新聞社などでつくる実行委主催)が8日、開幕した。初日は小雨がぱらつく石山公園(同市北区石関町)で16団体が活気あふれる演奏、演技を披露した。9日まで。
環太平洋大マーチングバンド部が野球の応援歌メドレーなどでオープニングを飾った。部長の4年應武弘規さん(21)は「大学生ならではの勢いで会場を盛り上げることができた」と話した。
会場にはバトンやステッキを使ったダンスチーム、アニメキャラクターの仮装で金管楽器を演奏する団体も登場。明るくなじみある楽曲で魅了した。
岐阜県羽島市の会社員(64)は「すてきな演奏で雨を忘れて楽しめた」と話した。
9日は演奏技術やパフォーマンスの美しさを競うメインフェスティバルがジップアリーナ岡山(岡山市北区いずみ町)である。2日間で計35団体約1300人が出演する。