アトレティコ、幸せ掴みつつあるフェリックスの売却価格を決定か? バルセロナにはかなりハードルが高い設定に…

[写真:Getty Images]

バルセロナへと移籍し、夢を叶えて幸せな日々を取り戻しつつあるポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)だが、アトレティコ・マドリーはその値段を決めたようだ。

鳴り物入りでベンフィカからアトレティコへとやってきたフェリックス。1億2700万ユーロ(約198億3000万円)の巨額の移籍金で加入した中、その期待にはなかなか応えることができていなかった。

アトレティコでは公式戦131試合で34ゴール18アシスト。ディエゴ・シメオネ監督との関係も悪化し、2022-23シーズンの後半はチェルシーへとレンタル移籍。今シーズンもアトレティコに残留して難しい時期を過ごすことになると見られた中、アトレティコとの契約を2029年夏まで延長した上で、バルセロナへとレンタル移籍を果たした。

そのフェリックスは、バルセロナ移籍後はラ・リーガで5試合1ゴール1アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)では2試合で2ゴール1アシストを記録するなど結果を残し、ファンのハートも掴むことに成功した。

スペイン『アス』によれば、アトレティコは完全移籍させる意向もあるとのこと。その金額は8000万ユーロ(約126億6000万円)だと考えているという。

アトレティコはその金額で売れるのであれば、フェリックスとの別れは考える様子。ただ、バルセロナは慢性的な財政難を抱えており、支払うことはかなり厳しいことになりそうだ。

フェリックスがこの先のシーズンでどういった結果を残すかも関わるが、バルセロナは資金調達をしっかり考えなければいけないことになりそうだ。

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