【ラグビーW杯】「4年後への力に」横浜・赤レンガパークでPV、日本代表にファンら大声援

日本のトライに大歓声を上げるファン=8日夜、横浜市中区の赤レンガパーク

 ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会で、日本は8日に1次リーグ最終戦に臨み、アルゼンチンに27─39で敗れて決勝トーナメント進出を逃した。横浜市中区の赤レンガパークで開かれたパブリックビューイング(PV)には、雨がぱらつく中にもかかわらず1千人を超すファンが来場。試合終了を告げるノーサイドの笛が鳴るまで、桜の戦士たちに大声援を送り続けた。

 日本は先制を許したが、横浜市出身で桐蔭学園高校卒の斎藤直人選手らがトライを挙げて食い下がり、前半を14─15で終えた。後半も奮闘したが、徐々に押し込まれ、力尽きた。

 同市青葉区の会社員伊丹英人さん(52)は「決して勝てない相手ではなかった。残念だ」と唇をかんだ。妻の周子さん(50)は目に光るものを浮かべ、「4年後への力にしてほしい」と健闘をたたえた。

© 株式会社神奈川新聞社