【ミャンマー】タイ、緬への人道支援金をユニセフへ寄付[政治]

タイ政府からユニセフへの寄付贈呈式=6日、タイ・バンコク(NNA撮影)

タイ政府は6日、ミャンマーでの国連児童基金(ユニセフ)の人道支援に360万バーツ(約1,460万円)の寄付金を贈呈した。ミャンマーの、タイと国境を接する地域での公衆衛生の課題解決の支援を目的とする。タイ外務省で行われた贈呈式ではパーンプリー副首相兼外相が、ユニセフのキム・キュンスン駐タイ代表に寄付金を渡した。

寄付金はミャンマー東部カイン(カレン)州とカヤ州で、母子の予防接種やWASH(水・トイレ・衛生習慣の向上)プログラム、栄養に関するユニセフの活動を支援するために使われる。

タイ外務省は今回の寄付について、「国連の活動を支援する上でのタイの建設的な役割と、ミャンマーでの人道支援に対するタイの力強い関与を強調するものだ」とコメント。両国の国境付近の公衆衛生システムの強化にも貢献することで、タイの人々にも恩恵をもたらすと述べた。

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