9日(月・祝)全国的に曇りや雨 関東は昼間も震える肌寒さ

 連休最終日(月・祝)は、前線や低気圧の影響で、本州付近は広い範囲で曇りや雨になり、関東では局地的に激しい雨が降るおそれがある。関東では、日中も20℃を下回り、11月中旬の肌寒さになるため、暖かくして出かけたい。

9日(月・祝)関東は11月中旬並みの肌寒さ 北風も冷たい

 本州の南に前線がのびていて、広い範囲で雨が降っている。今夜までに、関東沖に低気圧が発生する見込み。午後は、西から次第に雨はやむが、関東や東北の沿岸では、夜にかけても雨が続き、関東では、局地的や雷雨や激しい雨に注意が必要だ。

 最高気温は、東京都心と仙台は17℃、福島は16℃の予想で、11月上~中旬並みの肌寒さになりそうだ。冷たい北風により、数字以上に肌寒く感じるため、暖かい上着で出かけたい。

台風15号は13日(金)には非常に強い勢力で小笠原近海へ

 台風15号は、今後、発達しながら南の海上を北上し、13日(金)には、非常に強い勢力で小笠原近海に近づく見込み。小笠原諸島では、13日(金)には、大しけになるおそれがあり、今後の情報に注意が必要だ。

11日(水)・12日(木)は広く秋晴れに 西・東日本は夏日も

 あす(火)は、曇りや雨の所が多くなるが、西から天気は回復に向かう見込み。11日(水)と12日(木)は、高気圧に覆われ、全国的に秋晴れになりそうだ。その後、13日(金)と14日(土)は、湿った空気が入り、曇りや雨になる所が多くなる見込み。晴れると、西・東日本は25℃前後まで上がる所がありそうだ。今週も天気や気温の変化が大きいので、健康管理に注意したい。

(気象予報士・大隅智子)

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