復調気配ローマに懸念材料…左ヒザ負傷ディバラの状態に指揮官「楽観視できない」

[写真:Getty Images]

ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが左ヒザを負傷した。

ローマは8日、敵地で行われたセリエA第8節のカリアリ戦を4-1で快勝した。好調のFWロメル・ルカクのドッピエッタで今シーズンのリーグ戦初の連勝を飾り、復調気配を見せたジャッロロッシだったが、この試合の前半にはエースの負傷交代という痛恨のアクシデントが発生。

中盤での競り合いの際に相手MFマッテオ・プラーティに横から激しく当たられたディバラは左ヒザを負傷。一度はプレーに復帰したが、自らピッチに座り込んでしまい、FWアンドレア・ベロッティとの交代でピッチを後に。その際には涙を浮かべる様子もあり、重傷の可能性も危惧された。

同試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督はイタリア『DAZN』のインタビューでエースの状態に言及。「楽観視できない」と深刻なケガである可能性を示唆している。

「ディバラに関しては楽観視できない。私は常にプレーヤーたちを大いに信頼しているが、彼が楽観的でないときは楽観視できない」

「我々は検査結果を待たなければならないが、私はプレーヤーの経験と身体に関する知識を大いに信頼している。パウロは楽観的ではないし、私も楽観的ではない」

なお、イタリア『スカイ』によると、ディバラは左ヒザをねん挫したようで、今後の検査ではじん帯損傷などを確認することになる模様。現時点で離脱期間は不明だが、少なくとも今回のインターナショナルマッチウィークでアルゼンチン代表の招集を辞退することは確実だ。

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