里親制度をテーマにしたパネル展が岡山県立図書館で開かれている。制度を理解し、関心を持ってもらおうという企画で関連の書籍も並べている。26日まで。
1階正面入り口近くにパネル4枚を掲げ、2泊3日程度家庭に迎え入れる「一時里親」、養親になることを前提にした「養子縁組里親」といった制度の内容を解説。里親、里子の実体験やメッセージも紹介している。
養子縁組や社会的養護をテーマにした書籍約110冊を集め、貸し出しもしている。
岡山県子ども家庭課と同図書館の連携展示。同課は「支えを必要とする子どもたちがいることを知ってもらい、里親に登録する人が増えるきっかけになれば」としている。
県内では2022年度末時点で、社会的養護が必要な子どもに対する里親委託率は31.2％（速報値）、266組が養育里親として登録している。
