東京都 豪雨対策を強化へ

近年、都内でも高い頻度で豪雨が発生していることを受け、東京都が対策として想定する、対応可能な雨の量を1時間あたり10ミリ、増やす方針を示しました。この方針を元に都内で様々な豪雨対策が取られることになります。

小池知事:「ここ数年、東京でも1時間に50ミリを超える豪雨が続いている。対策強化は待ったなしという状況」

1時間当たり50ミリを超えると車の運転が危険になるとされる中、東京都は対応可能な雨の量をこれまでより1時間当たり10ミリ増やし、区部で85ミリ、多摩部で75ミリに設定します。

今後、雨水の調整池を拡充するほか、地面に雨をしみこませることで浸水の被害を防ぐ「浸透施設」を公共施設や住宅の敷地内に増やして対応するということです。

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