【MLB】ツインズが敵地で1勝 コレアが古巣アストロズ相手に3安打3打点 先発ロペスは7回無失点の好投

写真:コレアは3打点でポストシーズン通算打点数歴代3位タイに

10月8日(日本時間9日)、ヒューストンで行われたツインズ対アストロズのディビジョンシリーズ第2戦は、序盤にリードを奪ったツインズがアストロズ打線を2点に抑え込み6-2で勝利した。ツインズは先発パブロ・ロペスが7回無失点の好投。打線ではカルロス・コレアが3安打3打点と躍動した。アストロズはポストシーズン経験豊富な左腕フランバー・バルデスが序盤から失点を重ね、4回1/3を5失点と先発の仕事を果たせなかったのが誤算だった。

ツインズは1回表にカルロス・コレアのタイムリー二塁打で先制すると、2回表にはカイル・ファーマーの2ランで点差を3点に広げる。5回表には一死満塁で再びコレアが2点タイムリーで突き放した。7回表にも二死満塁のチャンスを作ったツインズはエデュアルド・ジュリエンのタイムリーで6点目を奪うが、7点目を狙ったコレアのホームインはアストロズ右翼手カイル・タッカーの好返球に防がれた。

序盤から援護をもらった先発のロペスは、ランナーを出しながらも要所で抑え7回無失点7奪三振。ワイルドカードシリーズでのブルージェイズ戦に続き、ここでも好投を見せてポストシーズンでの自身2勝目を挙げた。

ロペスを打ち崩すことができなかったアストロズ打線は、8回裏に主砲ヨーダン・アルバレスがこの2試合で3本目のHRを放ち2点を返すが、反撃はそこまで。最終回にはコレアの好守備に阻まれ三者凡退となり、ホームでの敗北を喫した。

この試合攻守ともに躍動したコレアは、3打点を挙げたことでポストシーズンの通算打点数が63となり、デレク・ジーター、デビッド・オルティスを抜いて歴代3位タイに浮上。まだ29歳の若さながら、歴代1位バーニー・ウィリアムスの80打点まであと17打点に迫っている。

敵地で1勝1敗と上々の形で連戦を終えたツインズは、第3戦で本拠地に戻る。先発はアストロズがクリスチャン・ハビアー、ツインズがソニー・グレイだ。ツインズは本拠地で連勝し、2002年以来のリーグチャンピオンシップシリーズ進出を果たすことができるだろうか。

© 株式会社SPOTV JAPAN