障害者が水泳とランニングに挑む「第16回全日本Challengedアクアスロン皆生大会」が9日、国内のトライアスロン発祥の地とされる鳥取県米子市で開かれた。県内外から集まった6~78歳の約80人がボランティア約290人の力も借り、懸命にゴールを目指した。
車いすに乗った人や知的障害者らが障害の程度や体力に応じて水泳25~100メートル、ランニング500~5千メートルに挑んだ。目が不自由な門木光明さん(71)は25メートルを泳ぎ切り、500メートルを完走。「声援がよく聞こえた。伴走者にガイドしてもらいながら走りきることができて良かった」と汗をぬぐった。