神サイ、台湾で初の海外公演 「海を越えて台湾の皆さんに届いている事が本当に嬉しい」

神はサイコロを振らない(神サイ)が、10月8日に台湾の高雄で開催された【Takao Rock! 2023 - 打狗祭 – 】のメインステージに出演した。

神サイが、海外公演を行うのは本フェスが初めて。メンバーは、この日のために全員で中国語を勉強し、冒頭から柳田(vo.)が中国語のMCで盛り上げた。「巡る巡る」「キラキラ」に続けて、夏曲「カラー・リリィの恋文」を披露すると、まだまだ暑い気候の高雄に涼しい風を吹かせた。

その後のMCで、メンバー全員が中国語で自己紹介を行うと、柳田は「僕たちの音楽が海を越えて台湾の皆さんに届いている事が本当に嬉しいです。言葉が違っても、私達はみんな人間です。今、世界中で起きてる争いが無くなる事を願って、この曲を贈ります。」と中国語で楽曲に込めた思いを伝え、世界平和を願った楽曲「六畳の電波塔」を披露。その後、「タイムファクター」では歓声がより一層激しくなり、次曲の「夜永唄」では、日本語の歌詞を口ずさむオーディエンスも見られた。

そして、観客への感謝とともに「“言葉”は人を傷つける為ではなく、人を幸せにする為に使ってください。」という願いを中国語で伝えると、アルバム『心海』のリード曲「Division」を披露。最後に日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』の挿入歌であった「修羅の巷」で、観客のボルテージは最高潮に達した。台湾でも親しまれている楽曲だということが会場の熱量から強く感じられた。

最後は「絶対、また帰ってくるからね! それまでみんなに幸せな日々が訪れることを祈ってます!」と中国語で伝ると、初の海外公演が締めくくられた。なお、神サイは10月28日から全国ホールツアーを開催する。

◎公演情報
【Takao Rock! 2023 - 打狗祭 -】
2023年10月8日(日)
台湾・高雄流行音楽センター

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