衆院長崎4区補選、10日告示 自民、立民両党の候補が対決

 秋の統一補欠選挙の一つである衆院長崎4区補選が10日、告示される。自民、立憲民主両党の公認候補による対決となる見通しだ。5日告示の参院徳島・高知選挙区補選とともに22日に投開票される。衆参両補選の結果は、岸田文雄首相の今後の政権運営に影響する。物価高への政権対応や防衛力強化、少子化対策が争点だ。

 衆院長崎4区補選は北村誠吾元地方創生担当相の死去に伴う。自民新人の金子容三氏(40)=公明推薦=と立民現職の末次精一氏(60)=社民推薦=が立候補を予定。共産党などは独自候補擁立を見送った。日本維新の会は自主投票。

 首相は元々、両選挙区が自民議席だったことから、2勝を目指す。

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