伝統芸能の舞台やグルメ満喫 秋のおかやま桃太郎まつり最終日

まつり会場を盛り上げた忍者のパフォーマンス

 郷土ゆかりの食や芸能、歴史をテーマに岡山城(岡山市北区丸の内)一帯を盛り上げてきた「秋のおかやま桃太郎まつり」は、最終日の9日も大勢の家族連れらが訪れ、伝統芸能の舞台や地元グルメを楽しんだ。

 岡山城下の段広場のステージでは小中高校生が太鼓の演奏を披露し、曇り空を吹き飛ばすような迫力で観客を沸かせた。忍者のパフォーマンスなども繰り広げられた。

 下の段広場と石山公園(同石関町)では初日、2日目に続いて「ふるさと食の自慢市」があった。来場者は地元グルメの屋台を巡り、新庄村特産のもち米・ヒメノモチを使ったクレープや地ビールなど好みの品を買い求めた。

 夫婦で訪れた看護師(62)=同市=は「若者の力強い演奏や知らなかったグルメとの出合いを楽しめ、満足です」と話していた。

 まつりは岡山県、岡山市、岡山市連合町内会、岡山商工会議所、岡山青年会議所、おかやま観光コンベンション協会、RSK山陽放送、岡山放送、テレビせとうち、山陽新聞社でつくる運営委員会が主催した。

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