両乳房切除も新たながんが見つかったカナダ出身人気モデル 看病してくれたのは元恋人の女優妻だった

スーパーモデルのリンダ・エヴァンジェリスタ(58)が、2度目のがんの治療中、サルマ・ハエック(57)が看病してくれていたことを明かした。

両側乳房切除術を受けてから4年後の2022年7月、大胸筋にがんが見つかったことにショックを受けていたというリンダは、息子オーガスティン(17)の父親であるフランソワ=アンリ・ピノー(61)と結婚しているサルマに、化学療法で酷い状態なので休日を祝う気になれないと告げると、サルマはためらうことなく飛行機に飛び乗り、友人であるリンダのために料理を作ってくれたそうだ。

リンダはザ・サン紙にこう語った。「サルマが電話してきて『今年の感謝祭はやらない』って言ったの。私は半分死んでいたから。できなかったの。できるわけがなかったわ。そしたらサルマは『やるわ。あなたは感謝祭をやる。今から行く』って言ったの。『私は、お願いだからやめて』と返した。そしたら彼女は、『いやいや、大事なことだから』って。そして彼女は来てくれた」「料理を作ってくれてね。『メキシカン・チキンが食べたい』って私が言ったら、一人で全部作ってくれた。どうやって私のキッチンをあんなに素早く操ったのかわからない。よくやってくれたわ」

キャリアを通じて肺の問題と闘ってきたリンダは、定期的なマンモグラフィー検査で初めて乳がんと診断され、当初は両側乳房切除術を受けることで「一生安泰」と考えていたものの、2022年7月に再発、オーガスティンが修学旅行中に行方不明になったという連絡を受けた際、胸をさすって動悸を和らげようとした際に別のしこりを発見したという。「乳がんに殺されたくなかったし、乳がんのケアはしているつもりだった」「自分の決断に満足していたし、これで一生安泰だと思った。乳がんで死ぬつもりはなかったから」「動悸がしたので、胸をさすりながら『落ち着け、落ち着け』って言った」「しこりを感じたのはその時よ。こぶのようなもので、よくわからなかったから押してみたの」「何度も何度も肺の手術をしたうちのひとつで、肋骨を切除したの。だから『ここが肋骨を摘出したところ?』って思ったわ」「(さらなる検査の結果)『筋肉の癌です』って言われたの。そんな話は聞いたことがなかったわ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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